別れの理由を言ってくれないのはなぜ？本音を隠す相手のホンネ

恋人と別れたとき、どうして別れなければならなくなったのか…その理由ははっきり聞かされていますか？中には別れの理由に納得のいっていない人もいるでしょう。

実は恋人に別れを切り出すときに、気まずさや嫌われることを恐れて本音を隠してしまう人は少なくありません。

この記事では、どうして別れの理由を隠されてしまうのか、どんな別れの理由を隠しているのかを見ていきます。

本音を言わずに振られた…。別れの理由を隠すのはなぜ？

まずは、どうして本音を隠されてしまったのかを考えてみましょう。別れを切り出すときに自分の本音を隠してしまう人には、次のような心理が考えられます。

あなたの元彼が別れたとき、こんな状態ではなかったか、こんな性格ではなかったかを思い出しながらチェックしてみてくださいね。

嫌われたくない・幻滅されたくないから隠した

別れる本当の理由を言わない人の多くが、「相手に嫌われたくないor幻滅されたくない」という理由で本音を隠すことが多いです。もしもあなたの元彼に

・小心者で、人によく気を遣う

・人の顔色をうかがってばかりの性格

・ストレスを溜めやすく、神経質

といった節が見られる場合は、嫌われることを恐れて本音を言わないでいた可能性が高いです。

恋人としては好きではなくても、別れた後に彼女から嫌われるのは嫌だ…と考えるタイプの男性は、別れ際にこれ以上彼女から嫌われないように、本当の理由を隠して別れを切り出します。

「嫌われたくないor幻滅されたくない」ということは、つまり本当の別れの理由を話すことで、あなたから悪印象を抱かれるということ。あなたが不愉快に思う別れの理由があったのかもしれませんね。

喧嘩や泣かれるのは嫌。円満に別れたかった

付き合っている彼女と別れたいと思うとき、多くの男性が彼女との修羅場を想定します。自分が別れを切り出すことで、酷い言葉を言い合う喧嘩に発展したり、彼女を大泣きさせてしまったり…そんな事態を好むような人はいませんよね。

もしも別れの理由が彼女を怒らせるor泣かせるようなものだったときには、修羅場を避けるために敢えて嘘の理由を告げる人は多くいます。彼女が「それなら仕方ないよね」と大人しく身を引いてくれるような理由を考えて、本音を隠しているのです。

争いごとを避けるタイプの男性や、トラブルや面倒事を嫌うタイプの男性、それから別れた後もあなたと良い友達でいたいと考えるタイプの男性にありがちなケースです。元彼の性格をよく思い出してみてくださいね。

望みがないのでスッパリ諦めて欲しかったから

別れを切り出す側としては、相手から食い下がられることは正直言って不本意な事態です。別れたいから別れを切り出したのに、「何か解決策はない？」「今までよりもっと頑張るから」と別れを嫌がられては、別れ話の意味がありません。

彼女には悪いけれど、どう転んでも彼女に気持ちが戻ることはもうない…そう考えている男性は、彼女に自分のことをスッパリ諦めてもらうために嘘をつくことがあります。「もう望みがない」と分かってもらうために、本当の理由を隠してしまうのです。

あなたが本当に彼のことが好きで、彼にもそれが伝わっていた場合にありがちなパターン。もしかしたら彼にはすでにアタックしたいと思う好きな女性が他にいて、そのためにあなたとの関係を一切断ちたかったのかもしれません。

本当の理由が理解されると思っていなかったから

「別れてください」と言われたとき、あなたは素直に納得するタイプですか？きっと多くの人が「理由による」と答えるでしょう。つまり、理由によっては別れ話を却下される可能性があるということ…。

もしかしたらあなたの元彼は、あなたが想像もつかないような理由であなたに別れを切り出しているのかもしれません。十人十色、人には人それぞれでいろんな考え方があります。だからこそ、人には理解されづらい理由で恋人との別れを決断する人だっています。

自分の別れの理由が彼女から理解されない可能性がある場合、理解されやすい嘘をついて彼女に別れを切り出す男性も珍しくはありません。

彼女との価値観や考え方のギャップを強く感じている人や、そもそも彼女の理解を求めていない男性はこうした理由で本音を隠すことがあります。

彼女に最後まで隠し通した本当の別れの理由は何？

概要：別れのときまで絶対に言わなかった本当の別れた理由は何なのか説明する。

内容によってはショッキングな事態もあるかもしれないと伝える。

別れるときに彼女に言えない本音とは、一体なんなのでしょうか？本音をかくしてまで彼が隠し通した、本当の別れの理由として考えられるものをいくつか見ていきましょう。

中にはあなたにとってショッキングな内容もあるかもしれません。彼と別れたときのことを思い出しながら、もしもあなたにとって辛い事実が隠されていそうなら、彼の本音について触れるのには十分注意してくださいね。

恋人ではなく、他に好きな人ができてしまった

男性が隠しがちな別れの本当の理由として、「他に好きな女性ができてしまった」というのが挙げられます。もしかしたらただ好きなのではなく、すでに交際しているもしくは交際直前まで進んでいる関係なのかもしれません。

すでに恋人がいる状態で他の異性を好きになってしまうというのは、なかなかに罪悪感の芽生える事態です。恋人が自分のことをまだ好きでいてくれるのであれば、尚さら「申し訳ない」と感じることでしょう。

そうした罪悪感から逃れるために、または修羅場を避けるために、他の女性を好きになったことを伏せて別れを切り出しているのです。

ちなみに彼女が嫉妬深い性格だったり、気に病みやすいタイプだった場合も、「他の女性を好きになったから別れてください」とは言いづらく感じますね。

今の恋人に飽きてしまった。刺激が感じられない

男性が恋人との別れを決意するとき、彼女への飽きは大きなきっかけになります。一緒にいても付き合いたての頃のような新鮮味が感じられず、楽しいと思える時間が減り、刺激が一つも感じられない…。こんな状態になったら、恋人として付き合い続けることに意味が見えなくなってしまいますよね。

とは言え、「飽きたから」なんて理由を告げて別れるのは人間的に罪悪感を感じることです。「飽きたってどういうこと!?」と彼女の怒りを買う可能性もありますし、「また飽きないように頑張るから」と別れて貰えない可能性もあります。

飽きたor刺激がなくなったという理由は、本気で別れたい男性にとってリスクの大きなもの。だからこそ嘘をついてしまうのです。

また、単純に「飽きた」という漠然とした理由を上手く説明できないから…という可能性もありますね。

一緒にいることでストレスを感じるようになった

聞こえの良いセリフを言って別れた彼も、もしかしたら彼女に対してストレスを感じていたのかもしれません。

最初は一緒にいることを楽しく感じていたとしても、次第にストレスを感じるようになる…というパターンは珍しくありません。彼女の性格が付き合ううちに変わっていくこともありますし、付き合ってから彼女の嫌な部分に気づかされるということもあります。

ところが「ストレスが溜まるから」という理由を告げて彼女に別れを切り出すと、彼女の怒りを買う可能性が出てきます。もとからストレスを抱いている男性にとって、別れ話のときにまでストレスを抱えるのは避けたいところ。

彼女に対するストレスが溜まっている人ほど、早く彼女と別れたい一心で敢えて本音を隠すこともあるようです。

元から好きではなかった。何となくで付き合っていた

彼女に嘘の理由をついて別れる男性の中には、実は最初から彼女のことが好きではなかった…という本音を持つ人も一定数います。

失恋の傷を埋めるためだけに付き合った、告白されたから何となくで付き合った…など理由は様々ありますが、彼女を元から好きではないのに恋人になる男性は結構います。

当然ですが「好きでもないのに付き合っていた」なんてなかなか言えることではありません。言えばトラブルは必至ですし、彼女の心を傷つけることも予想されます。

また、元から好きではなかった恋人と別れるときは、他に本当に好きな女性ができた場合がとても多いです。他の女性を好きになることにも多少の罪悪感が感じられやすいですから、嘘をついて無難な理由で別れようとする人もいるのです。

実はそれもウソかも。本音を隠すときに使われがちなセリフ

では、彼女に本音を隠している男性はどんな理由を言い訳にして別れを切り出しているのでしょうか？本音を隠す男性にありがちな別れの理由は次の通りです。

• 「仕事が忙しくなったので交際に割く時間がない」
• 「趣味に集中したいので別れて欲しい」
• 「キャリアorスキルアップのために勉強をすることになった」
• 「一人になりたいので別れて欲しい」
• 「恋人ではなく友達に戻りたい」

別れ話をするとき、こんな理由を話されませんでしたか？どれも相手を傷つけず、比較的円満に別れられる言葉ですよね。実はこうした一見穏やかな別れの理由は、彼が本音を隠そうとしているだけの建前である可能性があります。

彼との別れに納得できていない人は、彼が嘘をついていないかどうかをよく見極めてみましょう。

まとめ

別れた彼との復縁を望んでいる人も多くいるかと思いますが、彼が別れたいと思う本当の理由を突き止めない限りは、復縁は難しいでしょう。努力しているのになかなか復縁にたどり着けないと悩んでいる人は、一度別れ話を思い出し、そこで言っていたのが本当に彼の本音だったかどうか考えてみてください。

別れてからどんなに努力したとしても、努力の矛先が見当はずれなら意味がありません。彼の心を取り戻すためにどんな努力が必要なのかは、やっぱり彼の本音を見定めることが一番の近道。

彼から別れ話を切り出されたときは、彼が嘘をついていないか、どんな本音が隠されているのかを注意深く探りましょう。本音を隠されている以上は一筋縄ではいきませんが、彼の気持ちに寄り添ってしっかり考えれば、おのずと復縁への道は見えてきますよ。