失恋してから夜が寝れないあなたへ。はじめに試してほしい8の取り組み

失恋のショックで寝れない。そんな状況に陥っている人もいるのではないでしょうか。失恋のショックというものは、本当につらいもので、寝れないなんて状況になることだって珍しくありません。

しかしきちんと寝ないと、日常生活を送るのが難しくなることもありますよね。

そこで今回は、失恋して夜寝れなくなってしまって困っている人向けに、そんな状況に陥ってしまったときに、どういった行動をとればいいのかをまとめてみました。今失恋後のショックで寝れなくなっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.寝れなくても体を横にして休息する

まずおさえておいてほしいのは、たとえ寝れなくても布団やベッドの中で体を横にして、きちんと休息をとるということです。寝れないという状況は確かにつらいものです。そして寝れない日々が続けば体だって疲れてしまうでしょう。

しかし、たとえ寝れなかったとしても体を横にして休息するということには大きな意味があります。そうしているだけでも、体は休息することができるからです。そうすれば、全く休まなかったときと比べれば、ずいぶん体力の回復ができるでしょう。

体を横にするときには、部屋を暗くし、静かな環境を作りましょう。ヒーリングミュージックのような、心を落ち着けてくれる音楽を聴くのもいいかもしれません。

そうしているうちに、いつのまにか寝てしまうこともあるでしょう。

2.寝れないということに焦らないこと

寝なければならないのに、寝れないというときは、焦ってしまうこともあります。しかし、そんなときに焦ってしまうと余計寝れません。

これを詳しく説明すると、「焦る」という気持ちがあるとき、人の体は交感神経が優位になっているからです。交感神経というのは自律神経の1つで、おもに活動を司る神経です。活動のための神経なので、これが優位になっているときは、なかなか寝付けないのですね。

寝るときには、もう1つの自律神経である副交感神経が優位になる必要があるのです。副交感神経はリラックスのための神経なので、焦りを抱えているときにはどうしても副交感神経優位に体がなりにくいのです。

こういったことを知っておく必要はありませんが、理屈的にはそういったメカニズムになっています。ですから、焦りは禁物。たとえ寝れないとしても、「まいっか」くらいの気軽な気持ちでいてください。

寝れないと翌日はつらいかもしれませんが、寝不足でつらい日が1日や2日あったとしても、そんなに大問題ではないですよね。

3.次の日休みなら寝ずに色んなことをするのもあり

失恋のショックが大きすぎて寝れなかったとしても、もし次の日がおやすみならあまり気にすることはないでしょう。寝れない間は、やりたいことややっておいた方がいいことをして過ごしてみましょう。

本を読んだり、ゲームをしたり、部屋の掃除をしたりなど、なんでもいいのでやってみてください。ただし、夜ということを考えると、周囲の迷惑になるようなことは控えるようにしましょう。

寝ずにいたら、日中眠くなってしまうかもしれません。しかしおやすみの日なら別に眠くなったって昼寝をすればいいですよね。明け方に眠くなってきて、寝れるようになったのなら、明け方から午前中遅い時間まで寝ることだってできるはずです。

休日の前の日なら、そういう風に過ごすこともできますから、寝れないという事実はそんなに気にせず、時間を有効に使ってみましょう。

4.失恋直後なら学校や仕事を休んでしまおう

失恋直後でつらくて寝れないというときなら、思い切って次の日は学校や仕事を休んでみてはどうでしょうか。失恋直後なんて、本当につらいはずです。その恋愛が大きなものであればあるほど、そのつらさも大きなものになってしまいます。

「失恋くらいで学校や仕事を休んでしまうなんて・・・」と罪悪感を感じる人もいるかもしれませんが、現に寝れないほどショックを受けているわけですし、それは元気な状態だとは言えません。ですから、休息をとることだって必要なのです。

もちろん休み癖がついてしまってはいけませんが、1日や2日程度なら、自分をいたわる日だと思って学校や仕事を休んでしまうことを検討してみてください。

案外ゆっくりしてみると、ショックも薄まり、眠れるようになったりします。

5.思いつくだけの楽しいことをしてみる

失恋のショックがつらくてどうしようもないなら、思いつくだけの楽しいことをしてみましょう。どんなことでもいいので、楽しいことだけに集中してみてください。時間があるときは、常に楽しいことをする、というくらいの意気込みでやってみましょう。

そうやって楽しいことばかりしていると、失恋のショックは完全にはなくならないかもしれませんが、少なくともつらさは軽減されていくでしょう。楽しいことばかりしていれば、楽しいことをしている間は失恋について考えなくなるのではないでしょうか。

そういった状態が長く続けば続くほど、失恋のショックから立ち直りやすくなります。まだつらいかもしれませんが、少なくとも「寝れない」という状況からは脱出できるでしょう。

6.楽しいと感じるような運動をしてみよう

失恋のショックで寝れないときは、運動をしてみるのもおすすめです。やってみるとわかるのですが、運動をすると明るい気持ちになりやすいのです。また体を疲れさせることもできますから、眠りにつきやすくもなります。

ハードな運動は必要ありません。自分が楽しいと感じるような運動で大丈夫です。歩くのが好きなら、ウォーキングも運動の1つになりますし、ジムのマシーンで体を動かすことを楽しいと思うなら、それもいいでしょう。スタジオレッスンなんか、やってみると楽しいかもしれません。

体を動かすような習い事をはじめてみるのもおすすめです。

運動をしてみると、失恋に対してショックな気持ちはあっても、前ほど心が落ち込まないことに気づくようになるかもしれません。夜も寝やすくなるでしょう。

7.なるべく日々が忙しくなるようにする

失恋のショックが尾を引いてしまうのは、そのことばかりを考えてしまうからです。ですから、できるだけ失恋については考えないようにするというようにしてみましょう。

しかし突然「考えないようにする」と決めても、それは難しいですよね。考えようとして考えているわけではなく、自然とそのことに意識がいってしまっているという人がほとんどなはずです。

ですから、失恋についてあまり考えないようにするためにも、日々忙しく過ごしてみてください。日々忙しくしていれば、失恋に関して考えることができなくなってきます。

忙しい内容はなんでもいいです。何かの勉強をするのもいいでしょうし、友達と会う機会を増やすのもいいでしょうし、出かける用事をたくさんつくってみたり、習い事をはじめてみたり、できることはたくさんあるはずです。

そういう風に過ごしていると、失恋のことをあまり考えなくなってくるので、ショックはまだ少し残っていたとしても、夜寝れないほどではなくなってくるでしょう。

8.失恋した人が元気になった体験談などを読んでみる

失恋のショックからどうしても立ち直れず、夜寝つきが悪いということが続く時には、失恋後元気になったという人の体験談を読んでみましょう。インターネットで検索すれば、そういった体験談はたくさん出て来ます。

自分と同じような状況に陥っても、元気になれた人の体験談を読めば、いつかはそのショックも和らぐものだとわかるため、前向きに考えることができるようになるでしょう。また、そうした人たちから元気や勇気をもらえるかもしれません。

どうしても寝れないというときは、そういう風な時間の潰し方もありです。ベッドや布団の中で、スマホを使ってそういった体験談を探してみましょう。そういった体験談を読んで、前向きな気持ちになれれば、意外とスッと眠りにつくことができるかもしれません。

まとめ

今回は、失恋のショックで夜寝れないという人のために、主に「寝れない」という状況に対しての取り組みをご紹介しましたが、いかがでしょうか。すぐにでも取り組めそうなものもたくさんありますから、今失恋のショックで寝れないという状況になっている人は、さっそくできるものから試してみてください。

失恋のショックは確かにつらいものですが、いずれはそのショックが軽くなってくるときが、必ず来ます。そうなってしまえば、寝れないということに悩むことも少なくなるでしょう。ですから、あまり極度に心配しないようにして、リラックスするというのが肝心です。

ここでご紹介した取り組みは、リラックスをすることや、あまり失恋について考えないようにするための行動ばかりです。いくつかの方法を組み合わせてみることで、ますます効果を発揮してくれるでしょう。

最初はあまり効果を感じなかったとしても、続けることで効果がでるものなので、とりあえず続けてみるようにしてみてください。