離婚から復縁まで冷却期間をとるべき理由と必要な期間10選!
お互い好き合って結婚しても、何らかの理由ですれ違い離婚してしまうことはあります。離婚という事実を受け止めるのには時間がかかるでしょう。
離婚後に相手の大切さに気づき、元妻あるいは旦那と復縁したいと考えている人は冷却期間をとるべきだと言えます。冷却期間をとらずに復縁を申し込んでも、断られる可能性は非常に高いです。
今回は、離婚から復縁に向けて冷却期間をとるべき理由と必要な期間について紹介させて頂きます。
1.離婚後はお互い冷静になるための復縁期間が必要
離婚直後は、しばらく1人になる時間が必要。離婚の手続き自体は紙切れ1枚提出すれば終わりますが、そこに至るまでの過程に様々な困難があるはず。離婚は、かなりの心理的負担を与える出来事です。疲弊した心を癒やして落ち着くまで、しばらく1人でいる時間を確保する必要があります。
離婚後は、自分だけではなくもちろん相手も疲れています。すぐにでも復縁したいかもしれませんが、まずはお互いに冷静になって頭を冷やすようにしましょう。離婚した直後の心が荒れている時に復縁の話を持ちかけても、きっと相手は受け入れてくれません。急いで復縁しようと焦るのではなく、徐々に信頼関係を構築し直して復縁へのステップを踏むのが重要です。
2.離婚してから寂しさを実感するのは時間が経ってから
離婚した直後、真っ先に寂しいという気持ちを感じる人は少ないです。それよりも、疲労感のほうがより強く感じるのではないでしょうか。上記でもお伝えした通り、離婚そのものは紙切れ1つ提出すれば終わるような簡素な手続き。これ自体が大変なものというわけではなく、離婚に至るまでの家庭内の空気感に疲労を感じるのです。
そのため別れた直後は疲労感や、逆にやっと1人になれたという解放感を強く感じる人が多いはず。このような理由から、別れた直後に寂しさを実感する人は少ないのです。復縁に向けたアプローチをするのであれば、別れた直後ではなくそれからさらに少し時間が経ってからするようにしましょう。
3.離婚直後は相手の嫌な面しか見えないもの
お互いに何の不満もなければ、離婚という決断に踏み切ることはありません。価値観の違いや性格の不一致など、お互いに何か譲れない点があったから別れることになったケースが多いのです。そのため離婚直後は相手に対する嫌悪感が強く、相手の嫌なところばかり見えている可能性が高いです。
それに、離婚というショッキングな出来事があれば「悪いのは自分ではなく相手だ」と自己肯定したい気持ちになるもの。離婚という結果に至ってしまったのは自分ではなく相手のせいだと思い込むためにも、相手の悪いところを必死に思い返そうとする人もいます。このような防衛反応が働いているうちは、相手に接触するのはやめて冷却期間を設けるのが吉です。
4.冷却期間中に自分自身を見つめ直すことができる
冷却期間が重要な理由は、この期間中に自分自身を見つめ直せるからというのが挙げられます。離婚の原因となった自分の悪いところは一体何なのかを見つめ直し、どうやってそこを改善できるのか考えましょう。
離婚前までは相手とずっと一緒に暮らしていたため、なかなか1人になる時間を確保できなかったかもしれません。しかし別れて1人になってからは、落ち着いて自分自身と向き合う時間を確保できます。
自分の悪いところを何も改善しないまま復縁を申し込んでも、「どうせまた同じ失敗を繰り返すだけ」と思われ復縁は断られてしまうでしょう。冷却期間中に自分のどんなところが悪かったのか考え、受け止めるようにしましょう。
5.冷却期間中に自分磨きをするのが大切
上記でお伝えした通り、冷却期間中に自分の悪かったところを改善するのは大切です。それと同時に、自分の良いところをさらに伸ばす努力をしても良いかもしれません。より一層仕事に精を出したり、家事のスキルをアップさせたりと。冷却期間中、1人になってから出来ることはたくさんあります。
復縁に大切なのは「この人と一緒なら幸せな結婚生活を送れる」と思わせること。自分と結婚すればメリットがあることが伝わるよう自分磨きをしましょう。それは外見のような表面的なものだけではなく、内面を磨くのも大切です。次に相手と再会するまでの期間で、最高の自分になれるよう頑張ってみてはいかがでしょうか。
6.冷却期間はある程度長めにとる必要がある
インターネットで冷却期間について検索すると「冷却期間は2~3週間が適切」や「あまりにも冷却期間を長くとるのは良くない」などの意見をよく見かけます。しかし、それは結婚前のカップルの話。結婚して離婚してしまったカップルにいたっては、少し長めに冷却期間を設けるのが良いでしょう。
具体的にどれくらいの期間というのを言い切るのは難しいですが、お互いに気持ちの整理がつくまでは連絡をとるのは控えるのがおすすめ。離婚の傷が癒えるのにはそれなりの時間がかかりますし、もしかしたら一生かかっても癒えないかもしれません。そのため、しばらくの間は相手と連絡を取らずに自分自身を大切にする時間に充てるようにしましょう。
7.相手の様子を見ながら冷却期間に終わりを告げる
具体的にどのくらい冷却期間をとるべきかを予測するのは難しいです。人によっては数ヶ月で良い場合もありますし、1年以上経っても傷が癒えない人もいます。冷却期間を終わらせるべきタイミングがつかめない場合は、相手の様子をこまめにチェックしてください。
たとえば職場が同じなど、相手が近い距離にいるようであれば相手の声や表情からすでに離婚から吹っ切れているのかどうかがわかります。
もし相手に会う機会がないのであれば、共通の知人を通して様子を探りましょう。相手はすでに離婚の傷から回復しているのか、そして自分のことをどう思っているのか。この2点をよく確認し、適切なタイミングで復縁に向けて動き出しましょう。
8.今までの思い出とケリをつける時間が必要
冷却期間の使い方としては、その期間中に今までの思い出とケリをつけるのが良いでしょう。いつまで経っても過去の幸せだった思い出に縛られていては、前に進むことはできません。復縁するにしても復縁しないにしても、まずは過去の自分と決別する必要があります。
今までの幸せだった家庭生活を思い出し復縁したいと考えるのは、ただの未練でしかありません。未練をモチベーションとして復縁してもきっと相手を幸せにすることができず、復縁してもきっとまたすぐに別れてしまうでしょう。相手がいなくても自分1人で幸せになれる、そんな自立心が復縁には重要です。まずは思い出にケリをつけ、前を向く努力を始めましょう。
9.離婚から復縁を目指すなら周囲を説得する必要がある
結婚も離婚も、周囲の人を巻き込む大きな出来事です。自分たちの離婚によりたくさんの人を心配させたという事実を、まずは忘れないようにしましょう。離婚した相手と復縁するとなれば、きっと反対する人も出てくるはず。その反対する人々を説得できるのか、そして説得できなかった場合はどうするのか先のことまで想像しましょう。
子供同士の恋愛と違い、大人同士の恋愛には責任がつきまといます。周囲に迷惑や心配をかけてまで復縁する価値はあるのか、よく考えて行動してください。そして「どんなに周りに反対されても復縁したい」と考えているのであれば、今まで支えてくれた周囲の人と関係が悪くなることを覚悟して復縁に踏み切りましょう。
10.冷却期間を通して復縁すべきかを今一度考える
冷却期間中に、復縁したいという自分の気持ちが本物なのか今一度考えてみるのも大切です。なぜ自分は復縁したいのか、それは未練や寂しさゆえの一過性のものではないのか。復縁したい理由や本気度を真剣に考えてみましょう。
1度離婚した相手と復縁するのは不可能ではありませんが、たくさんの試練が訪れます。相手が振り向いてくれなかったり、周囲に反対されたりと。そのような試練に耐えてでも、相手と復縁したいのか考えてみてください。復縁すれば幸せになれるというものでもありません。冷却期間は、自分にとって、そして相手にとってもベストな選択は何なのかを熟考する期間に充ててはいかがでしょうか。
まとめ
離婚した直後は悲しみでいてもたってもいられない日々が続いたことでしょう。離婚後に相手の存在の大きさに気づき、今までの自分の行動に後悔したかもしれません。しかし、その経験を通して学んだことはたくさんあったはず。将来的に復縁してもしなくても、きっと大きな成長に繋がることでしょう。
1度離婚した相手との復縁は、簡単なことではありません。復縁しようとアプローチする最中も、辛いことがたくさん起きるかもしれません。もし復縁が叶わなかったとしても、復縁しようと相手のために行動した経験は糧になります。自分自身が成長するためにも、今回の記事を参考に冷却期間をどう使うか1度よく考えてみてください。