距離感が復縁のカギ!男心を揺さぶるパーソナルスペースの活かし方7選

パーソナルスペースという言葉を知っていますか?パーソナルスペースとは、「踏み込まれると不快に感じる空間」を指す心理学の用語です。パーソナルスペースを意識することで、人と程よい距離感で接することができるでしょう。

このパーソナルスペースは、実は復縁においても活用できるんです。大好きな元彼と復縁するためには、ただ正面からアプローチするだけでは十分ではありません。せっかくのチャンスを逃さないためにも、心理学を活用していきましょう。

4段階のパーソナルスペース

パーソナルスペースには4つの段階があります。まずそれぞれの段階の違いを理解しましょう。

密接距離(0~45センチ)

恋人や家族など、親しい関係の人に対するパーソナルスペースです。手で触れあえる距離で、相手をなぐさめるときや内緒話をするときの距離感です。

個体距離(45~120センチ)

友達や面識のある人に対するパーソナルスペースです。人と話すのにちょうどいい距離で、テーブルで向かい合ったときや、立ち話をするときの距離感です。

社会距離(120~350センチ)

仕事関係やあまり親しくない間柄の人に対するパーソナルスペースです。商談や面会、面接ではこの距離感が保たれることが多いです。

公衆距離(350~700センチ)

ライブや演説など、一対一以外の距離感です。

パーソナルスペースは男女で異なる

パーソナルスペースは、男女でも異なります。一般に、女性のパーソナルスペースは本人を中心とした円形をしていますが、男性のパーソナルスペースは本人を中心とした前方に長い楕円形をしています。正面からくる相手に対して、男性は距離を保とうとする傾向が女性よりも強いといえるでしょう。

また、パーソナルスペースは相手の性別や、相手が知っている人か見知らぬ人かによっても変わります。男性の場合、「未知の女性→未知の男性→既知の女性→既知の男性」の順にパーソナルスペースが小さくなります。

知っている相手でかつ同性の方が、パーソナルスペースが小さくなり、距離が近くても不快感を覚えないのです。また、男性は未知の女性に対して特に前方のパーソナルスペースが長くなる傾向があります。

パーソナルスペースを復縁に活かす方法

パーソナルスペースを理解したところで、パーソナルスペースを復縁に活かす方法をご紹介します。

距離感というのは、男女の恋愛において非常に大きな意味を持ちます。距離感が近い相手に不快感を覚えることもあれば、逆にドキドキして恋が芽生えてしまうこともあるでしょう。また、座る位置や話す位置というのも、相手との心理的な距離に大きく影響します。

パーソナルスペースや距離感というのは人間の本能に刻み込まれているので、無意識に不快感やときめきを覚えるものなのです。パーソナルスペースを理解し、ぜひ復縁に活かしましょう。

パーソナルスペースから距離感をはかる

元彼と復縁するためにも、まずは相手との心理的な距離感を知る必要があります。相手があまりあなたと接することに抵抗感を覚えていないなら、積極的なアプローチが効果的です。逆に、あなたと接することに苦手意識を抱いているようなら、まずは控えめなアプローチで様子を見た方がいいかもしれません。

元彼との距離感をつかむために、パーソナルスペースを活用できます。元彼と会ったときやすれ違ったとき、同じ部屋の近くにいるときなどに、相手の様子をさりげなく観察しましょう。

元彼に「腕を組む」「身体をそらす」「あなたのいる側で頬杖をつく」「一歩下がる」などの行動がみられた場合、元彼はあなたとの間に心理的な距離感を覚え、パーソナルスペースが広くなっているといえます。こんなときは、連絡を頻繁にしたり会おうとするなどの積極的なアプローチは逆効果です。

逆にそういったそぶりが見られないなら、元彼にとってのあなたとの距離感は、未知の女性よりは近いということかもしれません。元彼の様子を観察して今後のアプローチのスタンスを決めましょう。

パーソナルスペースを活かすなら前ではなく横をキープ

復縁したい元彼と会って話す機会があるなら、正面ではなく横をキープすることが重要です。男性のパーソナルスペースは正面に長いため、正面で話すとうっかり相手のパーソナルスペースを侵してしまうことになりかねません。また、パーソナルスペースを侵されたと感じた元彼が一歩下がってしまったりすると、距離感も縮まらないですよね。

横であれば男性のパーソナルスペースは狭いので、自然と元彼との距離感を縮めることができます。なおかつ、距離感を縮めても相手に不快感を与えるリスクがありません。元彼と話すときは向かい合うことを避け、横をキープすることを意識しましょう。

歩きながら話すと自然と横をキープでき、距離感もちょうどいいですね。立ち話をするときは身体を斜めに向けるなどして、横の位置になるよう調整しましょう。まずは距離感を縮めることが復縁への第一歩です。

左側にいてドキドキさせると復縁の可能性が上がる

人間は左側に心臓があるため、左側にいる相手に対してドキドキします。付き合っている間なら、右側にいて相手に安心感を与えることも効果的ですが、復縁を目指すときには、断然相手の左側がおすすめです。

復縁したい元彼の左側に立って話すことで、元彼はあなたに対してドキドキします。心臓がドキドキすると、脳が恋をしている状態だと勘違いし、相手に恋心を抱くのです。吊り橋効果といわれ、ドキドキする状況で一緒にいた相手に人間は恋心を抱きやすいといわれる現象です。

話す立ち位置によっても、この吊り橋効果と同じ効果を生み出すことができるので、復縁したい元彼と話す機会があればぜひ活用しましょう。左側にいるあなたにドキドキしたことが、思わぬチャンスとなって復縁を引き寄せるかもしれません。

パーソナルスペースに侵入し過ぎないことも大切

パーソナルスペースの定義は「相手に不快感を与えない空間」です。パーソナルスペースを意識しすぎるあまり、知らず知らずのうちに元彼のパーソナルスペースに侵入してしまわないよう気をつけましょう。

パーソナルスペースは個人の性格や状況によっても変わってきます。一般的に、元彼と復縁したいと思っているあなたのパーソナルスペースは、元彼よりも狭くなっていることを自覚しましょう。

復縁したい元彼と話しているときや同じ部屋にいるとき、うっかりパーソナルスペースに侵入してしまうと、不快感を抱かれてしまいます。元彼との復縁を実現させたいなら、それは何としてでも避けたいですよね。

パーソナルスペースに侵入された人間は、相手と距離を置くため何らかの行動を起こします。そのサインを見逃さないようにし、元彼のパーソナルスペースに侵入しないように注意しましょう。適度な距離感を保つことも、復縁のためのアプローチを成功に導くきっかけとなります。

一緒に何かをするタイミングを活かす

パーソナルスペースに侵入すると、元彼に不快感を与えてしまうと説明しました。しかし、自然と距離感が縮まることは、元彼をドキドキさせることができるので効果的です。不自然に距離を縮めると警戒心を抱かれてしまいかねません。あくまで「自然と」であることがポイントです。

例えば、復縁したい元彼と一緒に何かをするタイミングを活かすという方法があります。「一緒にスマホを覗き込む」「一緒にメニューを見る」「一緒にノートや教科書を見る」などです。こういったタイミングで距離感を自然と縮めることで、元彼に無意識にあなたを意識させることができるのです。

復縁を成功させるためにも、まずはあなたが再び元彼の「気になる存在」になることが大切です。そのためにパーソナルスペースが活用できるので、ぜひ試してみてください。

清潔感や女性らしい香りを活用する

当然のことですが、汗の匂いや不潔感を抱くと、そんな相手に対するパーソナルスペースは広くなります。逆にいい匂いのする相手や清潔感のある相手だと、距離が近くても不快に感じなかったりしますよね。

復縁したい元彼と距離感を縮めるためにも、清潔感は欠かせません。もちろん、最低限の身だしなみは整えていると思いますが、自分では気づいていないことというのもあります。香水の匂いが強すぎないかなど、改めて周りの人に確認してみてもいいかもしれません。

嗅覚からの情報は、記憶を司る海馬と感情を司る偏桃体に直接送られます。そのため、匂いは思い出や感情と強い結びつきがあります。もしかすると、香水の匂いをきっかけとして元彼の中であなたとのいい思い出が呼び起こされるかもしれません。

パーソナルスペースを縮めたときにより効果的に元彼にあなたを意識させ、復縁のきっかけとするためにも、匂いや身だしなみは特に意識しましょう。

笑顔でぐっと距離感を縮められる

人間は、笑顔の相手には警戒心を抱きにくいものです。敵意もあらわな相手とにこにこと笑っている相手とでは、後者の方がパーソナルスペースは狭くなります。つまり、復縁したい元彼と自然と距離を縮めたいなら、常に笑顔でいることを意識すると効果的でしょう。

男性は女性の笑顔に弱いものです。女性の笑顔によって、男性は女性を楽しませることができているという自信を得ます。また、自分を受け入れてくれている相手、つまり味方だと認識するのです。

復縁したい元彼と接するときは、自然な笑顔を振りまきましょう。そうすれば元彼のパーソナルスペースは狭くなり、結果的にあなたとの距離感が縮まります。自分のすぐそばで笑顔でいるあなたを見ると、元彼の中にも復縁のイメージがわいてくるかもしれません。

まとめ

今回の記事では、元彼と復縁するためのパーソナルスペースの活かし方について解説しました。大好きな元彼と復縁するためには、感情で動くのではなく、人間のより本能的な部分に働きかける心理学的なテクニックを活用するのも非常に効果的です。

パーソナルスペースで距離感を見極め、パーソナルスペースに侵入しないよう注意しながら自然と距離感を縮めていけば、復縁のチャンスがあるかもしれません。元彼をドキドキさせながら、元彼に復縁をイメージさせることが大切です。

元カノであるあなたは、以前は元彼にとって最も距離感の近い存在だったはずです。元彼をドキドキさせ、居心地のいい相手であることを再認識させることができたとき、きっと復縁が成就するでしょう。