離婚しても復縁はできる?相手がやり直しを考えるきっかけ10選
離婚してから相手の大切さに気付くことがあります。離婚を決意する前というのは、自分も相手も感情的になっていることが多いものです。離婚した直後は何とも思っていなくても、時間が経つにつれ、離婚を後悔する気持ちがわきあがってきます。
離婚してしまったからといって、復縁をあきらめる必要はありません。確かに離婚後の復縁は簡単ではありませんが、きちんと段階を踏んでアプローチすれば、復縁できることも多いんです。
この記事では、離婚後に復縁するための方法や相手がやり直しを考えるきっかけについて、詳しく解説します。離婚してしまった大好きな相手と復縁するきっかけを探している方はぜひ参考にしてください。
離婚後に自然と復縁を考え始めるきっかけ
離婚後にあなたが復縁したいと思うようになったのと同じように、相手も自然と復縁を考え始めていることがあります。もちろん楽観的になってはいけませんが、一人の生活というのは想像以上に困難なものです。
二人で暮らしていたときのことを思い起こし、なつかしく感じたり、ときにはあの頃に戻りたいと思うこともあるでしょう。特別なことがなくても、離婚後の生活そのものが、相手が復縁を考えるきっかけになることがあるのです。
離婚して大切さに気付くことが復縁のきっかけになる
人間はどんなに大切な相手であっても、毎日顔を合わせて一緒にいるのが当たり前になってしまうと、相手のありがたみを感じることができなくなります。それどころか、相手との些細な違いが気になったり、相手の細かい欠点にイライラしてしまうこともあります。
そんなすれ違いやイライラの積み重ねで、離婚という選択をしてしまうこともあるでしょう。しかしそういった場合は、一人の生活を始めてしばらくすると相手の大切さに気付き、自然と復縁を考え始めることが多いのです。
離れてみて初めてわかることがあるのです。相手の大切さに気付くことは、復縁へのきっかけとなります。あなたも相手も同じ気持ちだったとしたら、復縁できる未来もそう遠くはないでしょう。ただ、同じことを繰り返してしまわないよう、復縁後はお互いに感謝の気持ちを忘れないようにする努力が必要です。
離婚後に復縁のきっかけになるのは生活や将来への不安
離婚後しばらくはお互いに自由な生活を謳歌していたとしても、時間が経つと徐々に現実的な問題が見えてきます。例えば、お金の不安や健康の不安、生活や将来への不安です。
男性であれば、仕事が忙しくつい身の回りのことがおろそかになってしまいがちです。料理をせず外食する機会が増えると、財布が圧迫されるだけでなく、健康面での不安も出てきます。また、散らかった部屋だと休日でも心から休むことはできません。
女性の場合、条件のいい正社員の勤め先がなかなか見つからない場合があります。せっかく勤め先が決まっても人間関係がストレスになったり、ブラック企業で残業代が出なかったりといったこともあります。離婚前の交友関係を維持しようにも、お金が足りなくてランチにも行けなくなってしまうことがあります。
生活が苦しくなりさまざまな不安が出てくると、支えてくれる相手がほしくなります。健康や将来への不安はそのまま、復縁を考えるきっかけになるのです。
離婚することで相手を理解でき復縁を考えるようになる
離婚することで相手を理解することができ、それが復縁のきっかけになるというパターンもあります。人間は近くにいる相手のことはなかなか客観的に見ることができないものです。近くにいる間は相手が何を考えているのか、どうして怒っているのか理解できないことがあります。
しかし、離れてみて相手のことをじっくり考えると、相手が何を求めていたのか、自分がどうすればよかったのか、自然と見えてくることがあります。離婚前後はお互いに感情的になっているものです。そんなときは、ますます相手のことが理解できなくなり、悪い方へ悪い方へと解釈してしまいます。
離婚後に相手を理解することは、復縁を考えるきっかけとなります。すぐに復縁とまではいかなくても、少なくとも離婚前よりはるかに建設的な話し合いができるでしょう。お互いに冷静になったタイミングで話し合いの場を持つことも、復縁のきっかけとなるでしょう。
思い出は離婚後に復縁を考えるきっかけになる
結婚生活の幸せな思い出が、離婚後に復縁を考えるきっかけになることも多いものです。結婚してすぐのころの二人だけの思い出や、一緒に出掛けた場所、一緒に過ごしたイベントなど、楽しかったころの記憶というのは離婚後も決して色あせません。
むしろ、離婚して時間が経ったときほど楽しかったころの思い出が鮮やかによみがえってくることがあります。二人が輝いていたころの幸せな思い出は、復縁を考える大きなきっかけとなります。
幸せな思い出が離婚後の復縁のきっかけになる
離婚してすぐは、怒りの感情や解放感の方が勝り、何もなくても毎日が楽しく過ぎていきます。友達と旅行に行ったり、朝までお酒を飲んだり、羽目を外すこともあるでしょう。しかし、少し時間が経てばそんな期間はすぐに終わります。
変わってやってくるのが、単調な毎日の生活です。一人で過ごす時間というのは、思いのほか孤独で変化に乏しいものです。離婚前は何気なくかわしていた会話ですら、なつかしくなることがあるかもしれません。
そしてそんなときこそ、楽しかったころの幸せな思い出が何度もよみがえるのです。離婚のときはお互い目の前の感情で手いっぱいで、幸せな思い出を思い起こすこともなかったでしょう。しかし、時間が経って怒りが収まることで、楽しかった思い出は何よりも輝かしい記憶として呼び起こされます。
楽しかった思い出と今の生活を比較し、過去に戻りたいと思うことが、復縁を考えるきっかけとなるのです。
一緒に苦労を乗り越えた思い出も復縁を意識させる
幸せな思い出だけでなく、一緒に苦労を乗り越えた経験も復縁を意識させるきっかけとなります。旅先で思わぬアクシデントが起きたときに頼りになったことや、急遽予定変更してしまったにもかかわらず相手が快く受け入れてくれたことなど、二人で乗り越えた危機も二人にとっては大切な思い出です。
危機に直面すると人間は心拍数が上がり、それが恋愛のときめきと似ているため、脳が勘違いを起こすのです。吊り橋効果といわれ、好きな人にアプローチするときにもよく使われる手法です。
つまり、一緒に危機を乗り越えた記憶も、幸せな思い出と同じくらい意味を持つのです。離婚後に一緒に危機を乗り越えた経験を思い起こすことも、復縁を意識するきっかけとなるでしょう。
第三者の存在をきっかけとして離婚後に復縁する
離婚後に、第三者のアドバイスや仲介をきっかけとして復縁できる場合もあります。一番大きいのは子どもの存在ですが、そのほかにもお互いの両親の協力や、共通の友人の応援をきっかけに復縁できることもあります。
ただ、第三者に協力を仰ぐ場合は、相手が信頼できる人物かをよく見極めることが重要です。下手に介入されると、かえって仲がこじれてしまい復縁が難しくなる危険性もあるからです。必ず自分の味方になってくれるか、口は堅いかなど、慎重に見極めるようにしましょう。
子どもの存在は離婚後も復縁のきっかけになる
子どもの存在は、離婚後に復縁するときの何よりのきっかけとなります。子どもにとっては、どちらも大切な両親です。子どもの行事の予定などは離婚後も相手に積極的に伝えて、できれば二人一緒に参加するようにしましょう。
また、ときには子どもの要望を叶えるため、動物園や遊園地に一緒に出掛けるのもおすすめです。いきなり出かけるのは抵抗感があるときは、子どもも交えて一緒に食事するだけでもいいでしょう。
子どもと一緒に過ごす中で、復縁を考えるきっかけが生まれることは多くあります。一度は意見のすれ違いから離婚してしまったとしても、できれば一緒に手を取り合って子どもの成長を見守っていきたいですよね。子どものために相手と会う中で、少しずつ距離が縮まり、それをきっかけに復縁できることもあるでしょう。
お互いの両親の説得が離婚後の復縁のきっかけに
お互いの両親の説得が離婚後の復縁のきっかけになることもあります。もし、あなたが離婚した相手の両親と仲がよかったなら、イチかバチか協力を仰ぐのも1つです。ただし、いくら結婚している間関係性が良好だったからといって、離婚後も必ずしもあなたに好意的とは限らないので、十分注意して連絡をとるようにしましょう。
もし離婚した相手の両親の協力を得ることができれば、復縁を成功させるための大きなきっかけとなります。相手の両親が離婚した相手を時間をかけて説得してくれたり、あなたに有利になるようとりはからってくれれば、復縁できる日もそう遠くはないでしょう。
離婚した相手の両親を味方につけるためには、相手のことを考える姿勢、相手を気遣う姿勢を崩さないことが大切です。自分のメリットのために復縁しようとしていたのでは、協力は得られません。相手が心配だからという気持ちを素直に相談するといいでしょう。
離婚後に共通の友人の応援をきっかけに復縁することも
お互いの共通の友人がいる場合は、協力を仰ぐことが復縁のきっかけになることがあります。二人で話していると、つい煮詰まってしまいますよね。相手の言い分が間違っているように思え、自分の言い分は正しいと思ってしまいがちです。
しかし、第三者の意見を聞くことで、お互いに少しずつ悪い点があったと気づくことができるはずです。また、重要なことだと思えていたことも、第三者から見ると取るに足らないことだというのもよくある話です。
共通の知人から第三者の立場でアドバイスをもらうことは、自分も相手も冷静になるきっかけとなります。お互い冷静になったうえで話し合いの場を設ければ、今までとは違った建設的な話ができるかもしれません。
離婚後もきっかけを作れば復縁は叶えられる
離婚後であっても、きっかけを作ることができれば復縁は十分成功します。相手が復縁を考えるきっかけを上手に活用して、ときには周りの協力を得ながら、相手との復縁を叶えましょう。
離婚後に相手と本気で復縁したいなら、冷静になる必要があります。しつこく相手に連絡をしたり、相手にすがってしまうと、復縁は一気に難しくなります。仮に復縁できたとしても、長続きはしないでしょう。
復縁を成功させるためには、根気強く話し合いを重ね、お互いのわだかまりを解消することが大切です。
離婚後に根本的な原因を解決して復縁のきっかけにする
離婚にいたった根本的な原因がある場合は、まずはその原因を解決することが復縁のきっかけとなります。浮気が原因なら、自分の生活習慣を改めることが大切です。義実家との関係が原因なら、復縁後に相手がストレスにならないよう環境を変える必要があります。
一緒に過ごす時間がとれなかったこと、会話ができなかったことが原因なら、異動や転職といった選択肢も踏まえて相手との時間を捻出するための対策を練りましょう。根本的な原因を解決しないまま復縁しても、決してうまくいきません。また同じことを繰り返してしまうだけです。
また、相手はそれが目に見えているからこそ、簡単に復縁には応じてくれないでしょう。逆に根本的な原因を解決し、それを相手に伝えることができれば、案外簡単に復縁が実現するかもしれません。
相手の成長や変化を感じることが復縁のきっかけになる
離婚にいたったときには、何かしら相手に幻滅したり、傷ついたりしたはずです。一度は本気で好きだった相手と離婚を決意することは、並大抵のことではありません。復縁するためには、相手があなたのどこに幻滅したのか、何を改善してほしかったのか、知る必要があります。
そして、相手があなたに求めていたものを身に着けるのです。それは些細な気遣いやねぎらいの言葉かもしれないですし、仕事や家事に対する感謝の言葉かもしれません。一緒に過ごす時間を作るため努力する姿勢や、休日に一緒に出掛けることかもしれません。
相手があなたと会ったときにあなたの成長を感じたときが、相手が復縁を考えるきっかけとなります。復縁したあとのあなたとの結婚生活を思い描き、相手が幸せになれると思えば、きっと復縁は実現します。相手が幸せな想像ができるよう、まずはあなた自身が成長することが重要です。
まとめ
離婚後に復縁できるきっかけや、きっかけ作りのためにできることについて解説しました。大好きな人との離婚は悲しいですよね。不安に思うことや後悔することも多いでしょう。しかし、思い悩んでいるだけでは前には進めません。
離婚にいたった原因をきちんと自分なりに分析し、相手と自分を客観的に見つめれば、復縁のきっかけはきっと見つかるはずです。焦らず慌てず、相手の気持ちや生活を優先しながら、復縁のためのアプローチをすることが大切です。
相手を思いやってアプローチしていれば、きっとどこかで復縁のきっかけが生まれます。せっかく生まれた復縁のきっかけを逃さないようにして、大好きな人と再び満たされた幸せな毎日を送りたいですね。